私はかつて、自室という名の汚部屋に閉じ込められた囚人でした。膝まで積み上がったコンビニの袋、一度も洗っていない衣類の山、そしてどこからか漂う不快な臭い。その中にうずくまりながら、私は自分自身の価値をゴミと同じだと決めつけていました。誰かに助けを求めることさえ、私の汚れを広めるようで怖かったのです。しかし、限界は訪れました。私は震える手でスマートフォンを操作し、整理収納アドバイザーという見知らぬ他者に、私の人生のすべてを委ねる決断をしました。やってきたアドバイザーの方は、驚くほど普通で、穏やかな笑顔をしていました。彼女は私の汚部屋を一目見ても、眉一つ動かさず「大変でしたね。一緒にやりましょう」と、まるで重い荷物を半分持ってくれるかのような自然さで私の横に立ちました。それからの三日間は、私の人生で最も濃密な時間でした。整理収納アドバイザーの彼女は、私が執着していた古い書類や、かつての栄光を物語るトロフィー、そして寂しさを紛らわすために買った大量の雑貨たちと向き合う時間をくれました。「これは今のあなたを助けてくれますか」その問いかけに一つずつ答えていくうちに、私を縛り付けていた透明な鎖が、一本ずつ解けていくのを感じました。ゴミ袋が積み上がり、部屋から運び出されるたびに、私の肩は軽くなり、視界は明るくなっていきました。最終日、すべてが片付き、整理収納アドバイザーが厳選してくれたお気に入りの家具だけが並ぶ部屋を見たとき、私は自分が自由になったことを確信しました。汚部屋は、私の心の弱さが作り上げた檻でしたが、プロの助けを借りることで、それは跡形もなく壊れました。アドバイザーが帰った後、私は真っ白なベッドの上で、数年ぶりに深く、穏やかな眠りにつきました。翌朝、目が覚めたときに見えた天井の白さは、私に新しい人生が始まったことを告げていました。整理収納アドバイザーという存在がいなければ、私は今もあのゴミの山の中で、自分を呪いながら生きていたでしょう。彼女が教えてくれた「自分の場所を整えることは、自分を愛することだ」という教訓を、私は一生忘れません。汚部屋という檻を壊した先には、想像もできなかったほど広くて自由な空が広がっていました。
汚部屋という檻を整理収納アドバイザーと壊した私の記録